近年の研究によると、風邪やインフルエンザの予防にはビタミンDが超優秀らしい

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最近ナッツの記事ばかり書いているので、ナッツ関連の論文ばかりチェックしていたのですが、どうやらナッツだけでなくビタミンD界も結構盛り上がってるぞということで、、、今日はこんな記事です。

自分自身冬には風邪をひきやすく、今年こそはと意気込んでいましたが結局やられてしまいました。泣

インフルエンザだけにはかかるまいとしている所ではありますが、何か対策が必要だと考えている所です。

そこでビビッと来たのがビタミンDです。冒頭にも述べましたがビタミンDの分野は近年特に注目されている分野で、かなりよさげな研究結果が結構出てます。

インフルエンザが流行る時期ですし、今まで知らなかった知識がたくさんあったのでわかりやすくまとめたいと思います。

そもそもビタミンDって何?

ビタミンDは非常に面白い物質です。

そもそもビタミンは、体内で作ることができないが健康維持には必要な物質という位置づけです。

しかしビタミンDに関しては違います。摂取しなくても条件さえそろえば体内で生成できてしまうからです。

高校の時習ったのを覚えておられるかもしれませんが、日光に当たることでビタミンDは作られます。

なので正確には、

ビタミンDはホルモンです。

※ちなみにホルモンとは、特定の器官で生成され他の器官に影響を与える物質のことです。

面白いでしょう?

ちなみになぜビタミンと認識されているかというと、日光によって生成されると分かったころには既にビタミンとしてみなされていたからです。

時すでに遅しだったワケです。(笑)

この事からしても、ビタミンDは逆に気を付けていないと欠乏しやすい物質だということもいえます。

ビタミンDは風邪とインフルエンザの予防となるか

結論からいうと予防効果はあります。それもかなりあります。

ビタミンCよりも効果があるというのは多くの研究で裏付けられているようですが、中には一般的な予防接種よりも効果があるとさえしているものもあります。

しかも、

ビタミンDを適正量(実験では1200IU)摂ると、

風邪とインフルエンザの発症率が50%以上低下した。

という嘘のような結果が出ています。

優秀でしょう?

一般的な予防接種でも10%前後であるのに対してなかなかの効果です。

この実験は354人の子供を対象に行ったもので、比較的小規模ではありますが、精度の高い方法(プラセボ対象・二重盲検ランダム化比較試験)で検査されているため証拠充分と考えていいでしょう。*1

この研究ではビタミンDのサプリメントを使って行っているようですが、効果がはっきりと表れていることから私たちも取り入れやすいと感じるのではないでしょうか。

サプリメントで摂った場合と天然の物から摂った場合では、同じ量でも天然の物の方が効果がはっきりと表れやすいとされていますので、サプリメントを摂った場合も同じほどの効果が表れるかどうかも視野に入れておく必要があります。

この場合は実験字体でサプリメントが使われているため問題ないでしょう。

大人でも効果があるか

先程の研究は子供を対象にしたものでしたが、大人だとどうなの?と考えるかもしれません。

それでもう一つ大規模な研究を紹介します。

コロラド大学の研究で、若者から成人までのおよそ1万9000人を6年間追跡した研究です。この手の研究としては最大規模といっていいでしょう。

冒頭に載せた研究は規模よりも精度を重視したものでしたが、規模を重視しても同じ結果が得られるのかが気になるところです。

結果としては、

ビタミンDが正常又は高い人は低い人に比べて呼吸器感染症になる確率が36%も低かった。

という結果になっています。

もちろん、風やインフルエンザも呼吸器感染症に含まれるわけですが、それ以外の病気に関してもリスクを下げることが、大規模な研究でも確認されました。

冬に感染症が流行るのはビタミンDのせい?

寒いと風邪などの感染症にかかりやすいというのは当たり前とされていますが、多くの研究により、どうやらビタミンDのせいで冬に風邪をひきやすくなっているのではないかという仮説が現実味を帯びてきました。

つまり、

冬にインフルエンザが流行るのは、寒いから厚着をし、日差しにあたりにくくなる分ビタミンDの生成が妨げられ、その結果風邪をひきやすくなっているのではないかということです。

下図は、体内のビタミンD量が季節によってどう変化しているかを調べたものです。

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On the epidemiology of influenza | Virology Journal | Full Text

濃いほうが男性、うすいほうが女性です。

風邪やインフルが流行りやすいころにビタミンDの濃度が落ちているということに気づかれたでしょう。

予防するにはどうすればいいの?

重要なのはここです。

実は冒頭でも少し触れましたが、ビタミンDは不足しやすい栄養素で食事から必要量を摂ることはほぼ不可能です。

ビタミンDを特に多く含む卵でも、一個41IU程度ですから、仮に2000IUを摂ろうとすると卵かけご飯のオムライスと親子丼のセットを一日三食でも足りないワケです。

そうです。

日に当たるのが一番です。

ビタミンDはホルモンなんでね、、、、食事から摂ろうとするのがそもそもの間違いです。

やだー。by女子共

一日20分ぐらい日の下にいれば問題ないとの意見もありますが、生成できる量には露出量や個人差もあるようですから一概には言えないでしょう。

冬でも薄着、日焼け止めはご法度です。

やだーやだー。by女子共

なんで現実的に考えてサプリメントで摂るのが一番です。(結局汗)

日の下にいる時間が少なかった日だけ摂るというのもアリでしょう。

摂るべきはビタミンD3を2000IUか

ビタミンD2、D3がありますが、血中のビタミンD濃度を簡単に長時間上げられるのはビタミンD3だとされているのでその方が無難です。

量に関しては適正量がどのくらいなのかがはっきりとは分かっていないようですが、摂りすぎたとしてもこれといった副作用もないようですので安心してよさそうです。

毎日2000IUを摂って置けば、年間を通じて風邪やインフルエンザに罹りやすくなることはないですよという研究(超ざっくりですみません)もあったので一つの基準にしてもらえればと思います。*2

最後に

最近ホットなビタミンDについてのお話でした。

なかなか試すべき価値のあるものではないでしょうか?

ちなみに、風邪やインフルエンザだけでなく、癌や死亡率を下げるという研究もかなり出てきているのでそれについても機会があれば紹介してみたいなと思います。

来年こそは、インフルエンザではなくビタミンDの流行が来てほしいものです。

ではまた。