ピーナッツって他のナッツ類と比較しても健康効果あるの?というお話

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今日は当ブログで何かと雑な扱いを受けているピーナッツのお話です。(笑)

厳密にはナッツ類ではないため(豆類です)名前が出るたびそこを指摘され、論文を読んでいてもピーナッツをナッツ類として含めるかどうかの説明が必要になり、名前にナッツが付いているからややこしいと言われ、、、。

ピーナッツ自身もさぞかしふてくされていることでしょう。

当記事ではそんなピーナッツの名誉を守るべく、ピーナッツにもナッツ類同様の健康効果はあるのかどうかを大規模なメタ解析結果をもとに紹介します。

研究について

参考にしているのはこの研究です。*1

被験者の数は21万人、追跡期間は32年と超大規模な研究です。

様々な健康調査を元に、どの食品の摂取量が多い人はどの病気になりにくい、などといったような結果をまとめてくれています。

この研究でもピーナッツはナッツとして含められていますが、ピーナッツを含めなかった場合や、ピーナッツのみの結果なども参照できるようになっています。

ピーナッツの健康効果について

ピーナッツの健康への効果は、他のナッツ類と比較しても効果があったのか先に答えを述べておきたいと思います。

ナッツ類程の効果はなかったが、病気によっては他よりも効果があった。

これがこの研究で分かったピーナッツの効果です。

ではどの病気に効果があり、どの病気に効果があまりなかったのか気になるところだと思いますから説明していきます。

心筋梗塞、脳梗塞、など

正確には、心血管疾患(CVD)、冠状動脈性疾患(CHD)と呼ばれますが、ここでやたら詳しい病気の定義を話しても意味がないので、ざっくりと説明します。

要は心血管疾患(CVD)が心臓や血管がもとになって起きる病気全般で、冠状動脈性疾患(CHD)が血管の中でも動脈の不全で起きる病気です。

例えば動脈硬化は、血管がもとになって起きる病気ですので(CVD)に含まれますが、その中でも動脈の不全ですから(CHD)にも含まれます。

これらの病気では、ピーナッツは他のナッツほど病気の発生率を下げる効果が少ないということが分かりました。

  • ピーナッツを含むナッツ全般を週2回以上摂取した場合、それぞれ14%(CVD)と19%(CHD)発生リスクが下がった。
  • ピーナッツを週2回以上摂取した場合、それぞれ13%(CVD)と15%(CHD)発生リスクが下がった。
  • ピーナッツを含まない純粋なナッツだけを週2回以上摂取した場合、それぞれ15%(CVD)と23%(CHD)発生リスクが下がった。

ただし効果があるのは間違いありません。

正確にはナッツ類ではないものの、ナッツ類と似た成分を多く含むためこれらの効果がみられるとされています。

ピーナッツは脳卒中に効果あり

脳卒中も血管が元となり起きる病気ですが、徐々に進行する病気ではなく一気に発症するもののため、効果についてもナッツ類全般で認められませんでした。

そんな中効果があるとされたのがクルミとピーナッツだったのです。

ピーナッツを週2回以上摂取した場合、脳卒中のリスクが10%減る。

確かに効果があるということは認められたようです。

クルミにはオメガ3などの良質な脂肪酸が多く含まれるため予想は付きますが、ナッツ類全般よりピーナッツの方が健康に効果があったというのは面白いところです。

ピーナッツを含む様々なナッツ類を週2回以上摂取した被験者は、脳卒中のリスクが6%下がりましたが、ピーナッツを含まない厳密なナッツ類のみを食べた場合は、全く効果がなかったことにも注目できます。

また、ピーナッツの尊厳を守るためあまり大きな声では言えませんが、クルミの場合は週1回の摂取頻度で17%も脳卒中のリスクを下げたということですから驚きです。

ピーナッツがそうでもないのではなくクルミが凄いのです。(全員納得)

最後に

ピーナッツの健康効果について、他のナッツ類と比較しながら解説しましたがどうだったでしょうか。

値段が安くコスパ最強のピーナッツにもこれほどの効果があることが分かると、庶民の我々は嬉しい気持ちになったりもします。

もちろんピーナッツの健康効果はこれだけではありませんが、この記事で取り上げた病気に関しては理解を深めることができたはずです。

まとめしょう。

心臓病や血管疾患には他のナッツ類ほど効果は見られなかったが、脳卒中のリスクは下げてくれることが確認できた。

近いうちに脳卒中になる予定の方は参考にして下さい。

 ではまた。