ポモドーロ・テクニックで勉強の効率を1.4倍にする方法と、絶対に抑えておくべきポイント5つ

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私も最近何かとお世話になっているのがポモドーロ・テクニックです。

私は昔からタイマーを使って勉強時間を測ったりしながらやっていたことはあるのですが、ポモドーロ・テクニックについて知ったのは結構最近だったりします。

これが元々集中力の続かない私にはピッタリだったのか、めちゃくちゃ作業捗ってます。笑

 

正直もっと早く出会っていれば、特に学生時代に知っていればと後悔しています。

学校で勉強に追われている皆さん。受験生の皆さん。正しいやり方でポモドーロ・テクニックを実践して効率的に学習ができるようにしておきましょう。

 

始めにポモドーロ・テクニックについて簡単に紹介しておきます。

 

ポモドーロ・テクニック(Pomodoro Technigue)とは、イタリアの起業家、フランチェスコ・シリロという人が発案したテクニックです。

「作業25分→休憩5分」を1ポモドーロと考えて、4ポモドーロごとに15分~30分の休憩を挟みながら作業することで、短時間で集中して作業をこなし生産性を高めることができるとされています。

ちなみにポモドーロとはイタリア語でトマトのことで、本人が学生時代に愛用していたタイマーがトマト型だったからこの名前になったと言われています。

フランチェスコ・シリロさんは発想力の必要な起業家だったにもかかわらず、ネーミングセンスはなかったようです。(笑)

ポモドーロ・テクニックで抑えるべきポイント5つ

初めに5つのポイントを挙げておこうかと思います。

ポモドーロの5分休憩中に訪問して下さった方もおられるかもしれませんので。笑

  1. 1つのタスクに集中する(マルチタスクも禁止)
  2. 決まり事は初めに決めておく
  3. ポモドーロに向いてる作業と向かない作業がある
  4. 初めの5分で集中出来なかったら速攻切り上げる
  5. 休憩は賢くとる

以上が、科学的にも正しいとされている方法です。

今から解説していきます。

ポモドーロ中は1つのタスクに集中する。

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基本的には、1ポモドーロ中にはひとつの作業しか出来ません。別の作業を始めるなら、そこでポモドーロを切り上げて、新たにポモドーロをスタートさせることになってしまいます。

またマルチタスクも禁止です。

マルチタスクとは最近良く耳にするのでわかると思いますが、2つの作業を同時進行で行うことです。

1ポモドーロ中はひとつの作業しか出来ないと書きましたが、そのタスクがマルチタスクだった場合もNGです。

 

近年の脳科学ではマルチタスクは非常に非効率で、生産性を40%も下げてしまうというデータもあります。

私たちは普段2つのことを同時に行うことができる(歩きながら話したり)ため、一見勉強にも応用できそうなのですがかえって非効率になるようです。

私たちが日常の中で2つのことを同時進行で行えるのは、少なくとも片方を無意識のうちに行うことができるからなので、ここの違いをはっきりと理解しておきましょう。

 

せっかく生産性を高めるためにポモドーロ・テクニックを使っているワケですから、マルチタスクで台無しにたくはありません。

ポモドーロ中のルールは初めに決めておく

ポモドーロ・テクニックはひとつの作業に集中するためのテクニックです。

そのため作業中に入る可能性のある割り込みをどう処理するか初めに決めておいてください。

次のポモドーロでする事を決めておくというのは当然ですが、それ以外にも、電話やメールが来た場合どうするか、宅配が来たらどうするか、次の休憩は何をするかまで決めておくと作業中にこれらのことを考える必要はなくなります。

ポモドーロ・テクニックに向いている作業と向かない作業

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ポモドーロ・テクニックに向いている作業とはズバリ。

いつでも切り上げる事ができ、比較的単調な作業または学習です。逆に論理的な思考を必要とする作業には向いていないとされています。

いつでも切り上げることのできる、単調な学習の良い例は単語暗記などです。逆に向かないのは国語などの読解力や推論力が必要なものという事になります。

 

読解力が必要な特にここで問題になるのが、休憩時間は絶対に休むという条件があることです。

読解力を必要とする学習では多かれ少なかれ集中力の波ができます。せっかく高い集中力を保って学習していた時に休憩時間に入るというのはあまりうれしいことではありません。

ある人が言うように、次のポモドーロを早く始めたいという期待に変わればそれもアリなのかもしれませんが、休憩後にいきなりマックスの集中力を保てるかというとそうでもないというのが個人的な印象です。

 

ただしここも個人差がありますから、国語などの教科でも集中して取り組める人は全然問題ありません。

要は集中できていればいいのです。

初めの5分で集中出来なかったら切り上げる

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これ結構重要です。

何度も言いますが、ポモドーロ・テクニックはあくまで集中力を高めて生産性を上げるためのテクニックです。 

集中力の続かないまま学習を進めても学習効率は伸びません。自発的に行う学習とただやらされるだけの学習とでは学習効率に差が出ることも研究で分かっています。

 

なので、あえてここで提案しておきます。

始めの5分で集中できなかったらあきらめてください。

 

この5分というのが重要です。

なぜなら、初めは乗り気ではなかったことでも、一定の時間作業を始めるとヤル気成分のドーパミンが出て案外集中できたりするからです。

これを「作業興奮」と言いますが、この効果が感じられるか感じられないかを判断するのに丁度いい時間が5分なのです。

 

皆さんの中にも、なんとなく紙に絵を書き始めたら、意外と集中してしまって何十分も夢中になってしまった経験などないでしょうか。

これが「作業興奮」の効果です。

逆に最初の5分でこの「作業興奮」が得られなかった場合は、本当に脳が受け付けていない、今やるべきではない学習だったと考えてもらっていいわけです。

 

そんな時は、今やっても非効率な勉強は後回しにして、息抜きをするか別の作業に取り掛かることをお勧めします。

休憩は賢くとる

ポモドーロテクニックでは、休憩が非常に重要な役割をします。この休憩の過ごし方次第で次のポモドーロの生産性が変わるといっても過言ではありません。

休憩の取り方のポイントとしては、今までの作業とは全く関係のないことをするというのがポイントです。

今まで使っていた脳の部分を休ませてあげることが重要なので、あまり深く考えすぎずにリラックスできることをしてみて下さい。

またこの際に特に効率よく休みたいのであれば、以下のことを意識してみて下さい。

  • 血流を良くする(脳に酸素を送るため)
  • 脳を休める
  • モチベーションをアップさせる

科学的な根拠にも基づいた方法です。

これについては別記事でも紹介予定です。

最後に

絶対に抑えておくべきポイントを5つ紹介しましたが、どうだったでしょうか?

もし自分の学習方法に改善の余地があれば、どんどん試していってもらえればと思います。

  1. 1つのタスクに集中する(マルチタスクも禁止)
  2. 決まり事は初めに決めておく
  3. ポモドーロに向いてる作業と向かない作業がある
  4. 初めの5分で集中出来なかったら速攻切り上げる
  5. 休憩は賢くとる

 

ちなみに最後に述べた「作業興奮」を提唱した、エミール・クレペリンというドイツの心理学者は、「人間がヤル気や集中力を出すには、感情よりも行動が先」と断言しておられます。

 

ある程度意志の強い人でもやりたくない勉強はやりたくありません。そのため自動的に行動をうながしてくれるルールや動機付けが必要です。

ポモドーロ・テクニックを使うことで、時間という制約がかかり意識しなくても行動を促してくれます。

 

正直ポモドーロは楽な勉強方法だとは思いませんが、平常時の勉強量と比較すると明らかに効率がいいです。

私の場合1日最高でも8ポモドーロくらいが限界ですが、気付けば半日かかるようなことを時間内に終わらせていることに気づきます。

これが次のモチベーションにもつながるので自分にはうまくいっているのではないかと思います。

 

これからも正しいやり方でポモドーロ・テクニックを実践して生産性を高めていってください。

それでは。